IT資格は何を取るべき?

IT資格の種類

IT資格は大きく3種類に分類できます。情報処理技術者試験は日本のみですが、ベンダー資格・ベンダーニュートラル資格は国際的に通用する資格です。

情報処理技術者試験

ITの各分野の知識を証明することができる国家資格で、最も有名なIT資格です。ITの基本知識を証明するレベルの資格から、プロジェクトマネージャーなどの高位の職務レベルの資格まで約10個ほどの種類があります。詳細は、情報処理推進機構のホームページをご確認下さい。

ベンダー資格

ベンダー資格とは、IT製品の製造ベンダーが自社製品についての技術レベルを満たしているかを評価する試験です。例えば、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)やオラクル認定技術者制度などが有名です。

ベンダーニュートラル資格

ベンダーに依存していない資格です。例えば、プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル (PMP)、情報システムセキュリティプロフェッショナル認定 (CISSP)などがあります。

おすすめのIT資格

情報処理技術者試験は、各エリアの基礎知識が試験範囲であり、勉強しておいて損はありません。合格率を上げるための私のおすすめの勉強法は、直近5年くらいの過去問を何度も解き、問題の傾向を掴むというやり方です。情報処理技術者試験の過去問は、情報処理推進機構のサイトから無料で入手できます。 → こちら

ベンダー資格は、製品のバージョンアップや世の中の流行によって陳腐化する可能性があるので、すぐに仕事で使う予定がないなら、性急に取得する必要はありません。

ベンダーニュートラル資格は、学習内容が陳腐化せず、テスト範囲ももっとも実践的です。ただ、内容が専門的なので若手SEの方には少し難しいかもしれません。

まとめ

資格を取るなら、陳腐化しない情報処理技術者試験・ベンダーニュートラル資格がおすすめ。また、仕事で使うことが決まっている技術に対して、事前学習として、対応するベンダー資格・ベンダーニュートラル資格の勉強するのもよいと思います。

ただし、資格を取得しているから仕事ができるというわけでもないので、「各分野の基礎知識の習得」程度と考えておいた方がよいかもしれません。

スポンサーリンク

タイトルとURLをコピーしました